【2026年版】5月の二十四節気と七十二候|立夏・小満の意味と暮らし・食べ物

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「5月って過ごしやすいはずなのに、なんとなくやる気がおきない…」
そんなふうに感じることはありませんか?

新緑が美しく、風も心地よい季節。
それでも、朝晩の気温差や環境の変化で、心や体がゆらぎやすい時期でもあります。

そんなときにヒントになるのが、日本の暦である「二十四節気」と「七十二候」です。

自然の流れを知ることで、無理に整えなくても、ちょうどよい自分に戻る感覚を取り戻せるかもしれません。

この記事では、5月の節気や季節の移ろい、行事や食べ物、
そして日々にやさしく取り入れたい過ごし方をご紹介します。

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もくじ

二十四節気と七十二候とは?

■ 二十四節気とは

太陽の動きをもとに、1年を24に分けた季節の区分です。
古くから農作業や暮らしの目安として使われてきました。

「立春」「夏至」なども、この二十四節気のひとつです。

■ 七十二候とは

二十四節気をさらに細かく、約5日ごとに分けたもの。
全部で72あり、草花や生きものの変化で季節を表します。

暦を“知識”ではなく、“感覚”で感じられるのが魅力です。

5月の二十四節気|立夏と小満

■ 立夏(5月5日頃)

「立夏」とは、暦の上で夏が始まる節目を意味します。
“立つ”という言葉には、「新しい季節が立ち上がる」「気配が現れ始める」という意味が込められています。

まだ本格的な暑さではないものの、日差しの強さや風の軽やかさ、木々の緑の濃さに、どこか春とは違う空気を感じる頃です。
春のやわらかさの中に、少しずつ夏の気配が混ざりはじめる、そんな移ろいのタイミングともいえるでしょう。

また昔の人々は、気温だけでなく、
・日が長くなること
・植物の成長の勢い
・風や空の変化
といった自然の変化から、季節の訪れを感じ取っていました。

立夏は、そうした自然のサインをもとに「夏の入口」として定められた節気です。

急に何かが変わるわけではなく、
気づけば季節が一歩進んでいる。
そのやわらかな変化に目を向けるきっかけになるのが、この立夏という節目です。

■ 小満(5月21日頃)

「小満(しょうまん)」とは、万物がしだいに満ちていく頃を意味する節気です。
“満”という字が使われていますが、「すべてが満ちきる」というよりも、満ち始める喜びや安心感を表しているといわれています。

“少し満ちる”と書くこの言葉には、
まだ途中でありながらも、確かに実りへと向かっている
そんなやわらかな充足のニュアンスが含まれています。

この時期、自然界では草木がぐんぐんと成長し、
田畑では穀物が穂をつけはじめます。
農家の人々にとっては、「ひとまず順調に育っている」と安心できる節目でもありました。

また、気温も安定し、過ごしやすい日が増える一方で、
少しずつ湿り気を帯びた空気や、梅雨の気配も感じられる頃です。

目に見える変化だけでなく、
内側で満ちていくものに気づきやすいのも、この小満の特徴かもしれません。

何かを一気に完成させるのではなく、
ゆっくりと満ちていく過程を受け取る
そんな感覚にそっと寄り添ってくれる節気です。

七十二候で見る5月の自然

【立夏の頃】

  • 蛙始鳴(かわず はじめて なく):蛙が鳴き始める
  • 蚯蚓出(みみず いずる):土の中の命が動き出す
  • 竹笋生(たけのこ しょうず):たけのこが伸びる

【小満の頃】

  • 蚕起食桑(かいこ おきて くわを はむ):蚕が桑を食べる
  • 紅花栄(べにばな さかう:花が美しく咲く
  • 麦秋至(ばくしゅう いたる):麦が実る

小さな変化に気づくだけで、季節はぐっと身近になります。

5月に咲く花|自然のエネルギーを感じる

  • ツツジ:神社や街を彩る鮮やかな色
  • 藤:風に揺れるやさしい美しさ
  • バラ:初夏を感じる華やかさ

外の空気に触れるだけで、気持ちが軽くなる瞬間があります。

5月の行事と食べ物

■ 八十八夜

立春から数えて88日目にあたる日。
この頃に摘まれる新茶は、香りがよく栄養も豊富で、古くから「長寿の縁起物」とされています。

ゆっくりお茶を淹れて、ひと息つく時間を持つのも、この季節ならではの楽しみです。

■ こどもの日

5月5日は子どもの健やかな成長を願う日。
端午の節句としても知られています。

この時期の食べ物
・柏餅
  家系が絶えないという縁起もの。
・ちまき
  厄除け・無病息災の願い。地域によって形や味が異なるのも魅力です。

■ 母の日

5月の第2日曜日は母の日。
日頃の感謝を伝える大切な日です。

母の日にカーネーションを贈る習慣は、アメリカが起源とされています。

発祥のきっかけは、1900年代初め、アンナ・ジャービスという女性が、亡き母をしのび、教会で白いカーネーションを配ったことでした。母への深い愛情を象徴する花としてカーネーションが広まり、やがて世界中で「母の日の花」として定着していきます。

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5月の過ごし方|流れに寄り添う暮らし

この時期は、整えようと意識しすぎるよりも、
自然の流れにそっと合わせることが心地よさにつながります。

■ 立夏の頃|「動き出す気配」に気づく

立夏は、夏のはじまり。

何かを大きく変えなくても、
「少し外に出てみようかな」
「新しいことに触れてみようかな」

そんな小さな気持ちが芽生えやすい時期です。

無理に前へ進もうとするのではなく、
“動き出そうとする気配”に気づくだけで十分。

■ 小満の頃|「満ちていく途中」を受け入れる

小満は、すべてが満ちる一歩手前の状態。

まだ完成していなくても、
「少しずつ整ってきている」
「確実に前に進んでいる」

そんな感覚を受け取ることが大切な時期です。

つい結果を求めてしまいがちですが、
この季節は“途中であること”そのものに意味があります。

ほんの少し意識を向けるだけで、日常の質が変わっていきます。

新緑の神社|満ちていく気配の中で

5月の神社は、新緑に包まれた特別な空間。

木々が成長するこの季節は、自然のエネルギーが満ちていくとき。
その場にいるだけで、気持ちが整っていく感覚を得られるかもしれません

まとめ|5月は「満ちていく途中」の季節

二十四節気

立夏(5月5日頃)「立夏」とは、暦の上で夏が始まる節目を意味します。
小満(5月21日頃)「小満(しょうまん)」とは、万物がしだいに満ちていく頃を意味する節気です。

七十二候

立夏の頃

  • 蛙始鳴(かわず はじめて なく):蛙が鳴き始める
  • 蚯蚓出(みみず いずる):土の中の命が動き出す
  • 竹笋生(たけのこ しょうず):たけのこが伸びる

小満の頃

  • 蚕起食桑(かいこ おきて くわを はむ):蚕が桑を食べる
  • 紅花栄(べにばな さかう:花が美しく咲く
  • 麦秋至(ばくしゅう いたる):麦が実る

5月は、春から夏へと移り変わるやわらかな時間。

自然は急がず、少しずつ満ちていきます。
その流れの中で、私たちもまた整っていきます。

忙しい日々の中でも、ふと立ち止まり、
風や光を感じる時間を持ってみてください。

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