日枝神社の境内にある末社・猿田彦神社には、道をひらく神様である猿田彦大神が祀られており、転職や引越し、独立など人生の岐路に立ち新たなスタートを切ろうとする時にご縁を結び、迷いに心が揺れる時には「こちらでいいよ」と背中を押してくれる頼もしい存在として信仰されています。
・新しい一歩を踏み出したい
・もう一度、自分を立て直したい
・就職、転職、引っ越し、起業、人生の分岐点に立っている
おすすめの参拝順序

本殿にご挨拶してから末社に参拝をおすすめしているよ



心を整えてね


日枝神社・本殿を参拝
江戸の総鎮守として、古くから「江戸の守護神」として親しまれてきました。
徳川家康が江戸に入府する際、江戸城の裏鬼門を守護する神として信仰を深め、以来、江戸の繁栄と安泰を祈願する人々のよりどころに。
主祭神:大山咋神(おおやまくいのかみ)
・比叡山(日吉大社・滋賀県)の主祭神と同一神
・山を守り、水を司り、人々の暮らしに寄り添う、穏やかで力強い存在です。
相殿神(あいどのしん)
日枝神社では、大山咋神に加えて以下の神々も相殿に祀られています。
国常立神(くにのとこたちのかみ)
伊弉冉神(いざなみのかみ)
足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)
ご利益:家内安全
商売繁盛
厄除け
方位除け
縁結び
安産
国家安泰・出世開運(山王信仰より)
まずは日枝神社の主祭神にご挨拶。
「これから境内をお参りします」という報告と、全体的な願いを伝えます。


境内には狛犬の代わりにオスの神猿(まさる)が向かって右側に鎮座し、「魔が去る」「勝る」に通じ、魔除けや勝運の象徴とされています


向かって左側にはメスの神猿(まさる)が鎮座しています。子猿を抱いた姿をしており、安産や子育て、家庭円満の象徴として信仰されています。右側のオスと一対で夫婦和合を表しています。
猿田彦神社と八坂神社を参拝


本殿と神猿様に参拝したあとは、境内の末社へ向かいます。向かって右側には猿田彦神社と八坂神社、左側には山王稲荷神社が鎮座しています。中央には、眷属であるきつねさんが奉納されています。そのそばには鳥居の形をした絵馬がずらりと並び、独特の雰囲気を醸し出しています。








猿田彦神社は「道開きの神様」として知られています。人生の分岐点や新しい挑戦に立つとき、進むべき道を照らし、迷いを払う力を授けてくださるといわれています。そのご利益から、就職や転職、引っ越し、学業や受験といった人生の節目に参拝する方も多い神様です。
八坂神社は、厄除けと縁結びの神様です。古くから災いや悪い運気を払い清め、健康や平穏を守ってくださると信じられています。また、新しい良縁を呼び込み、人とのつながりを豊かにしてくれることから、恋愛成就だけでなく、仕事や人間関係の良縁を願う方にも人気があります。
山王稲荷神社を参拝


左側には山王稲荷神社が鎮座しています。稲荷神は古くから五穀豊穣を司る神として人々に厚く信仰され、現代では金運上昇や商売繁盛、そして家庭円満や生活の安定をもたらす神様としても広く親しまれています。境内には眷属であるきつねの像が並び、奉納された小さな鳥居や鳥居の形をした絵馬がずらりと立ち並ぶ姿は、参拝する人々の願いの深さを物語っています。赤坂の都心にいながら、不思議と静けさと力強さを感じられる、訪れる価値のある一社です。
アクセス・おすすめは男坂から
住所:〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目10番5号
電話:03-3581-2471
開門時間:6:00~17:00
授与所・朱印所:8:00~16:00
祈祷受付・宝物殿:9:00~16:00
駐車場:あり
地下鉄(千代田線)赤坂駅(出口2)徒歩3分
地下鉄(南北線・銀座線)溜池山王駅(出口7)徒歩3分
地下鉄(千代田線)国会議事堂前駅(出口5)徒歩5分
地下鉄(銀座線・丸の内線)赤坂見附駅(出口11)徒歩8分


画像:公式ホームページより引用
日枝神社に参拝する時は、男坂の参道から行くと願いが届きやすいと言われています。男坂の参道に向かうには千代田線の国会議事堂前駅が一番近いです。


5番出口から地上へ上がると斜め右側にアパホテルがあるのでその前を通過し、最初の交差点を左に曲がるとすぐ日枝神社の参道に到着します。




男坂参道の左側には階段のない道があり女坂と呼ばれています。車も通りますのでこちらを通る時は気をつけてください。写真を撮り忘れてしまったので次回参拝する時は撮影して再投稿したいと思います。


山王下入口は、外堀通り沿いに位置する日枝神社の参道口です。大きな鳥居の先には、都心の神社では珍しいエスカレーターとエレベーターが備えられており、赤坂の高台に鎮座する本殿まで楽に向かうことができます。ビジネス街に近い立地ということもあり、スーツ姿の参拝者が気軽に立ち寄る姿も見られます。現代的な設備で便利さを感じながらも、鳥居をくぐった瞬間からは一転、静けさと神聖な空気に包まれ、都会の喧騒を忘れさせてくれるのが山王下入口の魅力です。


千本鳥居(せんぼんとりい)とは、朱色の鳥居が参道にずらりと並び、トンネルのように連なっています。
鳥居の赤色は魔除けや生命力の象徴とされ、連続する鳥居をくぐることで心身が清められます。


山の茶屋さん側にある入口から入ると、そのまま境内へ進むことができます。駐車場があり、車で訪れる方にとっては便利な導線となっており、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと参拝へ向かうことができる入口です。


これは?不思議な階段を見つけました。階段を上がっていくと道が二股にわかれていてひとつは日枝神社方面でもう一つは女坂に合流できるようになっていました。日枝神社は入口は4つと言われていますがこちらをいれると5つですね。
御朱印




御朱印は種類がいくつも用意されており、参拝する季節ごとに異なるしおりをいただけます。写真にあるのは12月の御朱印で、雪をあしらったクリスマスらしいデザインのしおりです。
まとめ
人生の選択に迷ったら、赤坂・日枝神社へ。本殿参拝のあと猿田彦神社など末社を巡り、男坂から参道を進むと願いが届きやすいといわれています。
おすすめの参拝順序
①日枝神社・本殿を参拝
➁猿田彦神社と八坂神社を参拝
③山王稲荷神社を参拝
おすすめのアクセス方法
日枝神社に参拝する時は、男坂の参道から行くと願いが届きやすいと言われています。男坂の参道に向かうには千代田線の国会議事堂前駅が一番近いです。
日枝神社の末社・猿田彦神社は、人生の岐路に立ったときにそっと背中を押してくださる心強い存在です。転職や引越しなど大きな節目だけでなく、日々の小さな迷いにも光を与えてくれるといわれています。悪いものが去り、良い方向へと導かれますように・・・。そんな願いを込めて参拝してみてはいかがでしょうか。