大勢の人の中から認められて成功したいと思うことってありませんか？
東京都、秋葉原駅から徒歩5分ほどのところに「他を抜く」といわれている「おたぬき（狸）」さんが祀られている柳森神社があります。鳥居をくぐるとすぐに下に降りる階段があって社殿が鳥居より下にある「下り宮」の造りになっています。
運が上がる兆しの中に、いったん沈む出来事が起こることがあります。なのでこの下に下がっておたぬきさんに参拝することで上昇気流に乗ることができるかもしれません。
おたぬきさんのご利益
「福寿神」の二の鳥居の横には狛犬の代わりに設置されているユニークな姿のたぬきがいます。
かわいいお社、福寿神のおたぬきさんが祀られています。「他抜き」の語呂合わせでご利益は、立身出世・金運向上・商売繫盛・家庭円満。
江戸幕府五代将軍 徳川綱吉の母、桂昌院が建立しました。桂昌院の本名は「お玉」で、一般の町人の出身でしたが、徳川家光の側室となり、後に綱吉を産んだことで大奥内でも高い地位を獲得しました。このことから、「玉の輿」という言葉の語源になったという説が広まりました。
柳森神社のご祭神
柳森神社は、江戸城の鬼門除けとして京都・伏見稲荷大社を勧請して創建されました。
御朱印がセルフスタイルなので参拝の時に御朱印代も一緒にお賽銭箱に入れることで並び直すことを防げます。
神紋は「抱き稲」。実りを意味しています。
拝殿は稲荷神社のお使いのきつねさんに守られていますね。このきつねさんのうっすらとした笑み？の表情がなんともいえないお顔です。
きつねは縁起の良い動物「瑞獣（ずいじゅう）」でもあり、田んぼにいるねずみを駆除する「益獣（えきじゅう）とも言われています。
ご祭神：古事記では、宇迦之御魂神 （うかのみたまのかみ）
日本書紀では倉稲魂大神 （くらいなたまのおおかみ）
女神の食物の神様です。
ご利益：金運向上・五穀豊穣・家内安全・勝負運・諸願成就
境内社
浅間神社
一の鳥居をくぐった階段沿いにあります。
ご祭神：木花咲耶姫（このはなさくやひめ）
桜の花と富士山の神様 火のエネルギーを持っています。
桜の花のように才能を開花・表現。普段以上の力を発揮させてくれます。
ご利益：心願成就・安産祈願・金運向上・技芸上達
明徳稲荷神社
ご祭神：宇気母智神（うけもちのかみ）
食物と豊穣の神様
ご利益：五穀豊穣
五穀とは米（こめ）・麦（むぎ）・粟（あわ）・豆（まめ）・黍（きび）のこと。
食卓がいつも豊であることを祈りたいですね。
秋葉大神
江戸時代は火事が多かったため火伏せの神様が祀られています。
ご祭神：火之迦具土神（ヒノカグツチノカミ）
ご利益：家内安全・心身健全
水神厳島大明神・江島大明神
両端にある龍の彫刻がかわいい水神厳島大明神。「宗像三女神」の三姉妹が祀られています。
ご祭神：市杵島姫命（いちきしまひめのみこと）
田心姫命（たごりひめのみこと）
湍津姫命（たぎつひめのみこと）
ご利益：海上の神様で船の安全・水難避け・
金運向上・技芸上達・仕事開運
下には社紋の「ミツウロコ」がありますね。これは北条時政が子孫繫栄を願い祈願のために岩屋へこもっていたお話が残されています。
鎌倉時代に幕府の執権として活躍した北条家の家紋は、三つ鱗という三角形を3つ並べた文様です。この家紋は、北条家に伝わる伝説にもとづいてつくられています。
その伝説によると、「北条時政が、江ノ島(神奈川県藤沢市)の弁財天に参拝したところ、美女が現れて子孫繁栄を予言した。美女は大蛇に化けて海に消え、その地に3枚の鱗が落ちていた」というもの引用元：https://www.waichiba.com/mamechisiki/page/39
金毘羅神社
通称こんぴらさん
ご祭神：大物主神（オオモノヌシノカミ）国造りの神・蛇神。
ご利益：豊漁祈願・五穀豊穣・金運向上・厄除祈願・国家安泰
幸神社（さいのかみやしろ）
拝殿のすぐ横にある小さい祠。
ご祭神：伊弉冉命（いざなみのみこと）
椎産霊命（わくむすびのみこと）
宇迦之御魂命（うかのみたまのみこと）
誉田別命（ほんたわけのみこと）
ご利益：商売繫盛・幸運上昇
アクセス
最寄り駅は秋葉原。駅を降り立つととにかく人だらけです。歩きにくいなぁと思いつつ神田川を渡ると一転、静かな表情を見せてくれる通りに柳森神社があります。
〒101-0041
東京都千代田区神田須田町2-25-1
JR山手線・京浜東北線・総武線
東京メトロ日比谷線
「秋葉原駅」
