寒川神社でご祈祷の受付をした時、神嶽山神苑(かんたけやましんえん)の入苑チケットを渡されて行こうか迷ってそのまま帰ってしまったことはありませんか?神嶽山神苑はパワースポットでご祈祷をしないと入苑できない場所なので入らないともったいないことになってしまいます。
パワースポットを最大限に活用する方法は
・できるだけゆったり長く滞在する。
・その地のものを体内へ取り入れる。
・撮影が大丈夫であれば写真を撮る。後で見返してその時の気持ちを思い出す。
その効果を倍増するには自宅の掃除をしてから訪れるとさらに良いとされています。
ご祭神は、寒川比古命(さむかわひこのみこと)寒川比女命(さむかわひめのみこと)寒川大明神と総称されています。
アクセス/開苑期間/入苑条件
神嶽山神苑は元は禁足地でした。杜が整備され入苑ができるようになり、本殿の裏側にある神域です。
住所:〒253-0195神奈川県高座郡寒川町宮山3916
電話:社務所 0467-75-0004
開苑期間:3月上旬~12月13日まで
時間:9:00~16:00
入苑条件:ご祈祷を受けた人
入苑料:ご祈祷の初穂料(3,000~)
入苑のチケットは、ご祈祷の受付時に渡されるので無くさないようにしましょう。
パワースポットとしてのご利益・見どころ
寒川神社は春分の日と秋分の日に太陽が真上を通るレイライン上(龍脈の地・ご来光の道)に建てられて、この条件だけでもパワースポット神社になっているのですが神嶽山神苑は、良い気がとどまっている風水で言うなら龍穴の場所になっている最強のパワースポットなのです。
ご利益
東西南北の神様がいてそれぞれのご利益があります。
四神相応といって東の守護神・青龍。春を象徴していてご利益は成功と出世。
南の守護神・朱雀、夏を象徴。ご利益は家運隆昌。
西側には秋の守護神・白虎、ご利益は商売繫盛家内安全。
北側は冬の守護神・玄武、ご利益は健康長寿。
ご利益の説明は入苑する時にもらえるパンフレットより抜粋してます。
みどころ
厄除けをして清浄な状態になったため神嶽山神苑に入苑できる条件はそろいました。外門から時計回りに進みます。
外門。
入ると受付があるのでご祈祷時に頂いた入苑券を見せます。
手水舎。
手水鉢は旧三ノ鳥居の基礎石からできていているので水に触ることで浄化パワーが増すようですね。
写真の奥(柵の奥)には「難波の小池」(なんばのこいけ)があり、寒川神社の起源に深く関わりがある神聖な泉です。(「難波の小池」は撮影禁止になっています。)このあと紹介する「八氣の泉」(はっきのいずみ)とつながっています。
内門。
実は、内門に到着する前に裏参拝所があるのですが、すっかりスルーしてしまいました。
裏参拝所とは、神嶽山を通して大明神に裏から参拝できる場所です。
内門をくぐると神と人が集う神域に入ります。
神と人を結ぶ、とても神秘的な太鼓橋です。参拝順序通りに進んでいくと、神様と人が集う場所からまた人が住む場所に戻るという世界観によって造られています。歩いて実感してください。
八氣の泉(はっきのいずみ)
手水舎と同じく、旧三ノ鳥居の基礎石から湧水が出ています。
茶屋 和楽亭(わらくてい)
抹茶とお菓子で神様と和みを楽しめる茶屋です。
9:00~15:30
拝服料は500円~
季節限定のお菓子あり。
和楽亭からは、「八氣の泉」が一望でき、最上級の癒しを感じられる茶屋です。
ゆったりとした時間が流れます。
方徳資料館
「八方除」や神社の歴史、暦などの資料が展示してあります。
元の場所に戻ってきました。
「お水取り」と「土取り」ができます。
受付に声をかけると専用の入れ物を頂くか、あらかじめ容器を用意して持って行くこともできます。料金は「お気持ち」です。
筆者はお水取りをして料理に使い身体の中に御神徳を取り入れました。
まとめ
・パワースポットに行く前は自宅を掃除してから行く。
・現地ではできるだけ長く滞在する。
・その地のものを体内へ取り込む。
・撮影ができる場所では写真を撮ってあとで見返す。
著者が神嶽山神苑を訪れたのは風薫る5月、太陽の光がやわらかい時で、入苑すると日常のことはすっかり忘れるくらいすばらしい景色に目を奪われました。辺りはさわやかな緑色に包まれていて時おりふく風が心地よく、蝶々もひらひら舞っていて厄年ではなくても毎年ここに来たいと思わせられました。心が解放されて前向きな気持ちになってスッキリします。
気持ちが薄れてしまったら写真を見返して思い出すことで復活できるよ
別の記事で寒川神社の「八方除」の具体的なやり方を記事にしています。
寒川神社で簡単に厄落としができる方法はこちら。