最近なんだか調子がいまいちだなぁと感じる時ってありませんか?やることが裏目に出てしまっていたり、タイミングが悪かったり心も疲れてしまって、もしかしたら厄が溜まって停滞しているのかもしれません。
厄払いって本格的にご祈祷してもらわないといけないのかな?
寒川神社は、ご祈祷以外にも簡単に厄払いができる方法があるよ。
厄は雪だるまみたいに溜まっていくからたまに厄をはらうことが大事で
そのままにしていると運の悪い時や、厄年の時に良くないことがおこるかもしれないから時々簡単に厄を落とすことをおすすめするよ。
ご祈祷ではない方法で簡単に厄払いする4つの方法
厄除けと厄払いができることでありがたい寒川神社。日ごろの穢れを落としてリフレッシュするための4つをご紹介します。
- 境内に入る前に鳥居をくぐる
- 厄(八苦)落としの絵馬を書く
- ご祈祷中の鈴の音を聞く
- さざれ石を感じる
❶ 境内に入る前に鳥居をくぐる
現地周辺に到着して注意したいのが、必ず鳥居から参道へ入ることです。
寒川神社は、鳥居をくぐらずに参道に入るための入り口がたくさんあって駅からくる道や駐車場からスッと参道へ入れてしまいます。かつての私もそうでした。ちょっと面倒でも鳥居から参道に入るようにしましょう。
鳥居に向かう時、参道の横に平行してとても広い歩道があるのですが、あと少しで鳥居に到着するところで歩道がなくなってしまいますので、いったん車道に出て鳥居に向かってください。車道では車に気を付けて歩いてください。
参道に入る脇道がたくさんあるけど、曲がらないでまっすぐ鳥居を目指してね
❷ 厄(八苦)落としの絵馬を書く
寒川神社の絵馬は2種類 (初穂料500円)
・厄(八苦)落とし絵馬
・祈願絵馬
厄(八苦)落としの絵馬を書くことで厄落としができます。裏側に名前と生年月日、厄を落としたい内容を書きます。
絵馬の「厄」の字が逆さまになってますね。これを見るだけで厄が消えていきそうです。
絵馬を書くテーブルには、「悪事・災難からまぬがれますように絵馬に祈りを込めて」と書いてあります。厄を落としたいけど何を書いていいかわからなかったらこちらを書いて奉納しても良いでしょう。
筆記用具は絵馬の書くテーブルに用意してあります。横書きか縦書きか迷いますが、どちらでも大丈夫です。縦書きの場合、右利きの人は手がインクで汚れてしまうので気をつけてください。
書き終わったら神門を出て左に曲がると絵馬を掛けるところがあるので奉納しましょう。
参拝をしてから絵馬を書いてね
❸ ご祈祷中の鈴の音を聞く
神門をくぐって境内に入った時、タイミングが良いとご祈祷や結婚式を行っている時があります。
拝殿に行くとご本殿の中が見えてご祈禱中の音が聞こえるのですが、始まりの太鼓の音と終わりの鈴の音を聞くことができます。
鈴は、邪気を払う縁起の良いものとされていて、寒川神社で鳴り響く鈴の音はその空間や心の中まで清らかにしてくれる音色です。音を聞くだけで気持ちが落ち着きますよ。
すごく心地よい音なのでぜひ聞いてほしいな
普段から鈴が付いたお守りを身につけることや、家や車の鍵に鈴をつけることで鳴るたびに簡単に邪気払いができます。
❹ さざれ石を感じる
参道から神門の手前に日の丸の旗がある場所に大きなさざれ石があります。さざれ石は浄化作用がとても強い石なので、近くまで寄って浄化パワーを頂けます。
筆者が実際にやっているのが、仕事で不調続きの場合は仕事に関係しているものを持っていったり、普段の生活面ではお気に入りのアクセサリーを持って行ったり、邪気を追い払う気持ちでさざれ石の前まで行って浄化しています。
中古で手に入れた物には、前に持っていた人の影響があるかもしれないので気になる時は、持って行って浄化することもしています。
寒川神社の駐車場のとなりには、「鎮守の杜Koyo」というカフェがあるのですが、1階がおみやげ屋さんになっていてさざれ石の浄化セットが売っているので購入して自宅に置くこともできます。
厄払いと厄除けの違いとは
ところで厄払いと厄除けって違うの?
そう!取り除くか予防する意味に分かれるよ
厄払い:神社で今の厄を取り除いてくれる。
厄除け:お寺か神社で厄が付かないようにする。
寒川神社は「八方除け」といってあらゆる方角から厄が付かないようにするご祈祷があるので厄を寄せ付けたくない人にはおすすめです。
寒川神社では、全国唯一の八方除けの守護神として古くから信仰されてきました。八方とはあらゆる方角を意味しており、つまり身に降りかかるすべての厄災から身を守る御神徳です。大難は小難に、小難は無難に、そして吉事は最大に。心晴れやかな毎日のために、八方除のご祈祷をお受けください。
引用元:寒川神社公式ホームページ
「本格的にご祈禱したいよ」という人にはこちらの記事を参考にしてください。
寒川神社でご祈祷した人だけが入苑できるパワースポット
寒川神社とは
寒川神社は神奈川県を代表する最上位の、一の宮(いちのみや)神社です。「八方除け」が有名で参拝者が途切れることはありません。
参道を歩いていると慌ただしく流れている日常を忘れるほど、心がゆっくりほどけていくような感覚に浸ることができます。
神門をくぐると回廊に囲まれた広くて清々しい境内の景色に目を奪われます。
創建は不明で1600年くらいの歴史があります。日本は古墳時代なのでそうとう古いですね。
ご祭神:寒川比古命(さむかわひこのみこと)
寒川比女命(さむかわひめのみこと)
二柱の総称を寒川大明神といいます。
写真はご神木です。
寒川大明神は謎の神様で古事記や日本書紀に登場していません。伊勢神宮の末社で社殿はなく、御船神社と動座している牟弥乃(むみの)神社のご祭神としても祀られています。
寒川神社は江戸の正裏鬼門をお護りして鬼(邪気)の進入を防いでいます。
そしてパワースポットとして言われているレイライン(光の道)に鎮座しており、春分・夏至・秋分・冬至の太陽が真上を通ります。レイラインは龍脈とも呼ばれていて、いるだけで浄化作用のご利益をいただけます。
寒川神社の敷地内 見どころ
特におすすめの価値ある見どころをご紹介します。たくさんの木のおかげで程よく日かげやひなたがあって真夏や真冬でも気持ちよく散策できるようになっています。
- 渾天儀(こんてんぎ)の模型
- おみくじ
- おみくじ結び処
- 神池
- 神地橋
渾天儀(こんてんぎ)の模型
拝殿の横に渾天儀(こんてんぎ)という模型があります。天体の位置を測定するための道具。
天文から吉凶を占うことに変化していきました。四隅には龍が置かれています。
おみくじ
寒川神社のおみくじの種類はこども用のおみくじを含めると最大7種類あります。100円~400円。中でも四季の花みくじは季節ごとに色が変化します。この後に紹介するおみくじを結ぶところがおみくじによって色とりどりになり、とてもきれいです。
どのおみくじにしようか迷った時は、おみくじの内容の見本が飾ってあるので参考にすると良いですよ。
期間限定、3月~11月までのおみくじは通常のおみくじよりおおきいサイズになっています。大大吉があるとか!?
おみくじ結び処
おみくじ結び処。
上記にある「季節の花みくじ」の色で結び処が華やかに変化します。花が咲いているように見えてとてもきれいです。
筆者は持ち帰り派なのでここでは光景を楽しんでいます。
神池
参拝を終えて、旧神門から三の鳥居付近から神池に入ることができます。池を覗き込むと鯉がたくさんいて寄ってきますよ。ベンチがあるので休憩もできます。
神地橋
寒川神社入口、三の鳥居には神様が通る神地橋があります。少し角度が急なのですべりそうですがなんとも神秘的で美しいアーチを描いています。
アクセス
寒川神社 住所:神奈川県高座郡寒川町宮山3916
最寄り駅:JR相模線 宮山駅 徒歩5分
開門時間 6時~日没
受付時間 8時~17時 年中無休
限定の御朱印と通常の御朱印
7月海に日に行われる「浜降祭」の御朱印
5月5日に行われた「國府祭(こうのまち)」の御朱印
2024年甲辰 お正月限定御朱印
9月の例祭の御朱印通常タイプの御朱印は手書きです。
限定の風物詩「迎春ねぶた」
新年に掲げられてる風物詩の迎春ねぶたは今回で24回目。
古事記や日本書紀などの神話から八大龍王がテーマになっていて
「商売繁盛」「家内安全」など多くのご神徳があるよ。
毎年2月の下旬まで設置されていて
日没から午後10時まで点灯されています。
まとめ
なんとなくうまく行かなくなったら厄払いをしてみてね。
❶境内に入る前に鳥居をくぐる
❷厄(八苦)落としの絵馬を書く
❸ご祈禱中の鈴の音を聞く
❹さざれ石を感じる
神社に到着して鳥居をくぐったら、厄払いが始まっています。
いつも参拝しているみたいに厄落としができたよ
タイミングが良いとご本殿からご祈祷されている太鼓の音や鈴の音が響いていて心地よい気持ちになります。そんな時に、簡単に心身ともにスッキリできる神社が寒川神社です。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。