たくさんの高層ビルが立ち並ぶ、東京都港区東新橋にある日比谷神社のお守りは、他にはない名前のお守りがあります。
名前は「奇跡のお守り」。「願いが叶ったら奇跡的」、「さすがに無理だろう」と思うことがあるなら、このお守りを支えに努力するとお守りが味方してくれるかもしれません。
不可能を乗り越えていけそう
奇跡のお守りとは
奇跡のお守りという名前の由来は、日比谷神社が3回も引越しをしなくてはならないことが起こり、存続の危機でしたが、引越しをするたびに神社の規模が大きくなり、今の場所に落ち着いて存続できたことが奇跡的なことなため、その恩恵の思いからこのお守りが産まれました。
通称「鯖稲荷」とも呼ばれているよ。
もともとは旅泊(さば)という字が使われてて訪れる旅人の無病息災を祈願していたんだけど、新橋に移動してからは鯖という字に変化していったんだ。そして鯖を断って歯の健康を祈願、治った人々は鯖を奉納していたんだよ。
歯のお守りがあるよ。歯科医の方も患者さんのために参拝に訪れているんだよ~
日比谷神社のご祭神とご利益
ご祭神
豊受大神(とようけのおおかみ)
祓戸四柱大神(はらえどのよつばしらのおおかみ)
豊受大神(とようけのおおかみ)
衣食住の神様です。ご利益は豊かな暮らし・開運招福・五穀豊穣・神恩感謝。何気ない平穏なことがとても大切ということを教えてくれます。
祓戸四柱大神(はらえどのよつばしらのおおかみ)
お祓いの神様。神社でお祓いのご祈祷を受ける時の「祝詞(のりと)」に登場する神様です。浄化の神様とも言われています。筆者は手水舎に水が入っていない神社に行った時は祓戸大神を読んで浄化してもらっています。
・瀬織津比賣大神(せおりつひめのおおかみ)
罪けがれを川から海に流す
・速開都比賣大神(はやあきつひめのおおかみ)
河口や海の底で待ち構えて罪けがれを飲み込む
・気吹戸主大神(いぶきどぬしのおおかみ)
飲み込まれた罪けがれを息で別の世界へ吹き飛ばす
・速佐須良比賣大神(はやさすらひめのおおかみ)
別の世界に持ち込まれた罪けがれをどこかへ消し去る
祓戸四柱守りは浄化や気持ちのリセットのご利益
日比谷神社の御朱印
日比谷神社の御朱印は書置きのみです。
アクセス
住所:東京都港区東新橋2-1-1
電話:03-3433-2034
受付時間:10:00~17:00
休務日:水曜日
最寄り駅:JR山手線・東海道線・京浜東北線・東京メトロ銀座線・都営浅草線 「新橋駅」
ゆりかもめ線・都営大江戸線「汐留駅」
公式サイト
JR新橋駅 烏森口を出て左方向に進むと二手に道があるので矢印の方向へまっすぐ進みます。
徒歩5分ほど進んでいくとビルの谷間が見えてきます。
階段を上ると左側に手水舎
境内社の十六魂稲荷。
江戸時代、大火の際に亡くなった16人の御霊をお祀りしています。
まとめ
日比谷神社の歴史には3回の引越しということで神社の存続の危機がありましたが、引越しのたびに神社の規模が大きくなり、どんな苦難も乗り越えられる強い力が宿っているとされて「奇跡のお守り」が誕生しました。一時的に売切れの時がありましたが今は頒布されています。
ご祭神
豊受大神(とようけのおおかみ)
祓戸四柱大神(はらえどのよつばしらのおおかみ)
豊受大神(とようけのおおかみ)ご利益:衣食住の神様。ご利益は豊かな暮らし・開運招福・五穀豊穣・神恩感謝。何気ない平穏なことがとても大切ということを教えてくれます。
祓戸四柱大神(はらえどのよつばしらのおおかみ)ご利益:浄化・気持ちのリセット
日比谷神社はビルの谷間にあり、車の往来や電車の音でなんとなくせわしない場所にある神社ですが、鳥居をくぐるとあまり感じられなくなります。
奇跡のお守りが成し遂げることが難しいことも力を貸してくれるかもしれません。限界突破を日常に。